fukitamaのブログ

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エリオス2部1章プレイ感想①

ツイッターで散々阿鼻叫喚してるんですが、昨年の8月にリリース1周年を迎えたエリオスライジングヒーローズに日々どっぷりつかってるどうもふきたまです。

ツイッターだと思わず興奮のあまり感想まきちらすことで、「あれ、もしやこれネタバレでは??」と気づいたのと、感想いおうとするとどうしてもTLツリーで荒らしがちなので、時間を見つけたときにまとめて長文でボルテージマックスしてやるぜ!!でブログ作ってみました。

ブログ作るとか高校生ぶり…

 

さっそく2部配信おめでとうございます~~(´;ω;`)

そしてただただありがとう…北と東をメインに話が進んだけど、同時期に開催されてたの西とアッシュのヒロイベがストーリー的にもつながりがあって本当に感動なのでぜひぜひそちらもあわせて読んでほしいのです…(復刻でフルボイスお待ちしてます)

 

エリオスの推しはフェイスなんだけど(夢女兼腐女子のアンテナにびんびんくる)

基本的に嫌いな子なんて一人もいなくて、とりわけわかりやすく王道主人公なアキラや幼馴染やミラトリ、ヒーローを具現化したようなジェイとはまた違う、一癖ふた癖あるヴィクターやアッシュ、ビリーもすっごくすっごく人間味があって大好きなんです!!!

ヒーローって職業柄、清廉潔白とか勧善懲悪とか、そういう完璧な正しさを求めがちだけど、人の数だけ歩んできた人生や価値観がある以上、それぞれがヒーローに求めてるものやなった理由って違うんですよね。

現実の私たちの仕事でも、生きていくために本当は本意じゃなくてもお金を稼ぐために仕事をすることってあるじゃないですか。だけどそれだけじゃ辛いし、本当にやりたいことじゃないせよ、続ける中でやりがいや自分なりのプライドや目標持って取り組んで日々生きていくわけですよ。エリオスのストーリーには、そういう現実味がすっごくリアルで、サブスタンスっていう未来SF感でフィクション感ありつつ「わかる…こういう気持ちすっげーわかる…」ってシンクロしちゃうんだよね。

ハッピーエンドに落ち着いてくれる感じがまた安心して読めるし、その過程で見せてくれるストーリーが、本当にそのキャラクターたちが人生を自分たちで歩んでる感じがしてすっごくよき。よきなのです。

 

 

話それまくりましたが、そこからのヴィクターですよ。

アッシュ+グレイ+ビリーについてはイベストしっかり読み込んでからまたちゃんと書きたいなーと思います。

 

グレイが終始言ってますが、たとえヴィクターが彼に与えてくれた優しさや知識が偽善だったとしても、その優しさにグレイが救われたった事実はなくならないんですよね。

そこにお互いの思案があったって、辛いっていう自分の気持ちに寄り添ってくれた事実が大事であって、グレイがそう思って受け入れられるならヴィクターもその赦しを受け入れるのが誠意なんだろうなって。

 

まったく違う作品ですが、小野不由美先生の十二国記といういわずと知れて名作の中でですね、だいっすきなシーンがあるんです。

 

蒼猿「バカかお前は、あいつはお前を利用するために助けたんだぞ!?善意で助けたわけじゃ…。」

陽子「善意でなくても良かったんだ、私を助けてくれたことには、変わりはない。」

蒼猿「あいつはお前を信用させて、お前を利用して、そして、お前を裏切るんだ!」

陽子「裏切られたっていいんだ!裏切られたって、裏切ったやつが卑怯になるだけだ!」

蒼猿「お前も裏切らなきゃ生きていけないんだよ!」

陽子「私は死なない。卑怯者にもならない!善意でなければ信じられないか。
     相手が優しくしてくれなければ、優しくしてはいけないのか!
     そうではないだろう。私が相手を信じることと相手が私を裏切ることとは、何の関係もなかったんだ。
     そうだ、私は一人だ、だから、私のことは私が決める!
     私は誰も優しくしてくれなくても、どんなに裏切られたって、誰も信じない卑怯者にはならない!!」

2分50秒頃~

www.youtube.com

 

グレイの今回の台詞はまさにこれだよなーと読んだ瞬間にぱっと頭に浮かびました。

相手の善意が100%でなければ受け入れられないのか。逆に言うと自分は誰かに対して100%の善意のみで行動しているのか。そうとは言い切れないさまざまなシーンで、それでも私たちは人間関係を築き、相手を想い、相手からの想いを受け取って、毎日を紡いでいる。

理想だけで現実は生きていけないから、それに耐えるため、時に乗り越えるための強さを仮面にしてつけて生きることもあるけれど、そこに垣間見える本音や思案が見えたとき、それで自分自身の価値を下げることはないんですよね。

「裏切られた」って失望するよりも、相手にしてもらったこと、あたえてもらったものに対して感謝をすることのほうが難しいけど大切なことだと改めて気づかされました。

ま、裏切られたーって絶望することが悪かというとそれもまた違って、正しい感情のあり方ですし、それだけ深くその人にかかわっていたからこその感情なので。

許すとか、受け入れるって難しいけど、それができるのが人間のすばらしさですよね(壮大すぎんか)

 

なんかもうまとまらんくなった!

ちゃんとヴィクターとジェイについて感想書くつもりだったのにいっぱいいっぱいなっちゃったので別記事で改めます。